外壁や屋根の塗り替えで「フッ素塗料は長持ちするけれど高い」「デメリットはないの?」と迷っていませんか。フッ素塗料は、耐候性の高い上位グレードの塗料ですが、費用や仕上がり、塗り替えのしかたなどで注意しておきたい点もあります。
この記事では、フッ素塗料のデメリットとメリット、耐用年数の目安、シリコン塗料・無機塗料との違い、向いている家と選び方を、熊本で外壁・屋根の塗装を行う株式会社佐藤塗装が、塗料メーカーの公開情報と当社の料金の目安をもとに解説します。
フッ素塗料とは?特徴と選ばれる理由
フッ素塗料は、塗膜の主な成分(樹脂)にフッ素樹脂を使った塗料です。一般に、耐久性の高さから人気のある上位グレードの塗料で、外壁や屋根を紫外線や雨から保護し、美観を長く保てるのが特長です。フッ素樹脂は紫外線や雨に強く、塗膜が劣化しにくいため、外壁・屋根の塗料の中でも耐候性の高いグレードに位置づけられています。住宅だけでなく、塗り替えの手間がかかる高い建物や、橋などの構造物にも使われています。
塗料メーカーのアステックペイントでは、屋根用のフッ素塗料として「シャネツテックⅡF-JY」「スーパーシャネツサーモF」を、外壁用に無機成分を配合したフッ素塗料「超低汚染リファイン1000MF-IR」をそろえています(アステックペイント「シャネツテックⅡF-JY」、同「スーパーシャネツサーモF」、同「超低汚染リファイン1000MF-IR」)。
フッ素樹脂が紫外線に強い理由
塗膜は、紫外線を受けると樹脂の結合が少しずつ壊れて劣化します。フッ素樹脂は、この結合が強く、紫外線による劣化が起こりにくい樹脂です。アステックペイントは、従来のフッ素樹脂には紫外線で劣化しやすい結合箇所があるとしたうえで、「超低汚染リファイン1000MF-IR」では、劣化しやすい結合箇所が少ない「完全交互結合型フッ素樹脂」を採用し、さらに劣化に強い無機成分を樹脂に固着させることで耐候性を高めたと説明しています(アステックペイント)。
フッ素塗料の種類と使われる場所
| 用途 | 特徴 | アステックペイントの製品の例 |
|---|---|---|
| 外壁用 | 汚れにくさや遮熱性を兼ね備えた製品もある | 超低汚染リファイン1000MF-IR(無機成分配合) |
| 屋根用 | 紫外線を強く受ける屋根に。遮熱性をもつ製品も多い | シャネツテックⅡF-JY、スーパーシャネツサーモF |
| 鉄部・付帯部用 | 手すりや階段などの鉄部、付帯部に | マックスシールドネオF-JY |
フッ素塗料が選ばれる理由
- 塗膜が長持ちし、塗り替えの回数を減らしやすい
- 色あせや光沢の低下が起こりにくい
- 塗り替えのたびにかかる足場代などの費用を、長い目で見て抑えやすい
- 屋根など、紫外線を強く受ける場所にも向いている
フッ素塗料の6つのデメリット
フッ素塗料には、主に次のようなデメリットや注意点があります。選ぶ前に、ご自宅の条件と照らし合わせて確認しましょう。
初期費用が高い
フッ素塗料は、ウレタンやシリコンなどに比べて材料の価格が高く、工事の費用も上がります。当社の料金ページに掲載している目安では、外壁塗装(30坪)はウレタン52万円〜、ラジカルシリコン58万円〜に対して、無機・フッ素は82万円〜です。屋根塗装(30坪)は、シリコン17万円〜、フッ素21万円〜、無機・フッ素27万円〜です(いずれも足場代別途)。
| 外壁塗装 | 30坪 | 40坪 |
|---|---|---|
| ウレタン | 52万円〜 | 60万円〜 |
| ラジカルシリコン | 58万円〜 | 68万円〜 |
| 無機・フッ素 | 82万円〜 | 92万円〜 |
| 屋根塗装 | 30坪 | 40坪 |
|---|---|---|
| シリコン | 17万円〜 | 22万円〜 |
| フッ素 | 21万円〜 | 28万円〜 |
| 無機・フッ素 | 27万円〜 | 34万円〜 |
艶の選択肢が限られることがある
フッ素塗料は、製品によって選べる艶が限られることがあります。例えば、アステックペイントの屋根用フッ素塗料「シャネツテックⅡF-JY」「スーパーシャネツサーモF」は、艶は「艶有」の設定です(アステックペイント)。外壁用の「超低汚染リファイン1000MF-IR」は、艶有と3分艶から選べます(同)。落ち着いた艶消しの仕上がりにしたい場合は、候補の製品で選べる艶を確認しましょう。
色の数が限られることがある
屋根用のフッ素塗料は、外壁用に比べて色の数が少ない傾向があります。アステックペイントの屋根用では、シャネツテックⅡF-JYが20色、スーパーシャネツサーモFが21色、外壁用の超低汚染リファイン1000MF-IRは69色です(各製品ページ)。希望の色がある場合は、その色がある製品かどうかを先に確認しましょう。
「塗膜が硬い」と言われることがある
フッ素塗料は「塗膜が硬く、建物の動きについていけずにひび割れやすい」と言われることがあります。ただし、性能は製品ごとに異なり、例えば「超低汚染リファイン1000MF-IR」は、建築用仕上塗材の規格(JIS A 6909)の「可とう性」の試験に合格したとされています(アステックペイント)。ひび割れが起きやすいモルタルの外壁などでは、下地の補修や下塗り材の選び方も含めて、業者に相談しましょう。
次の塗り替えでは、下塗り材の選び方が大切
耐候性の高い塗膜の上に塗り重ねる場合、既存の塗膜に合った下塗り材を選ばないと、新しい塗料が十分に密着しないことがあります。次の塗り替えのときは、前回どの塗料を使ったかを業者に伝えることが大切です。当社では、使用した塗材を報告書にまとめてお渡ししているため、次の塗り替えの際にも役立ちます。
シーリングや下地が先に傷むことがある
塗料が長持ちしても、外壁材のつなぎ目のシーリングや、下地が先に傷むことがあります。外壁材メーカーのケイミューも、サイディング表面の塗装や接合部のシーリングは永久的なものではないとしています(ケイミュー「外壁材 維持管理のお願い」)。フッ素塗料を選ぶ場合は、シーリングにも耐久性の高い材料を使うなど、建物全体でメンテナンスの時期をそろえることがポイントです。
フッ素塗料で後悔しやすいケースと対策
| よくある後悔 | 原因 | 対策 |
|---|---|---|
| 思ったより艶が強かった | 艶の設定を確かめずに選んだ | 候補の製品で選べる艶を確認し、見本で比べる |
| 希望の色がなかった | 製品ごとの色数を確かめなかった | 先に色を決めてから、その色がある製品を選ぶ |
| 外壁より先にシーリングが傷んだ | シーリング材の耐久性をそろえなかった | 耐久性の高いシーリング材もあわせて検討する |
| 住み替えで性能を生かせなかった | 住まいの計画と塗料の耐用年数が合わなかった | 今後何年住むかを考えてグレードを選ぶ |
施工には、塗料に合った扱いが必要
フッ素塗料には、主剤と硬化剤を混ぜて使う「二液型」の製品が多くあります。例えば「超低汚染リファイン1000MF-IR」と「シャネツテックⅡF-JY」は、どちらも二液型です(アステックペイント「超低汚染リファイン1000MF-IR」、同「シャネツテックⅡF-JY」)。二液型の塗料は、決められた割合で正しく混ぜ、決められた時間の中で塗り切る必要があります。扱いに慣れた職人が、メーカーの仕様どおりに施工することが、性能を発揮させる前提です。
水性と溶剤(弱溶剤)の違い
フッ素塗料にも、水で薄める「水性」と、シンナーなどで薄める「溶剤(弱溶剤)」の製品があります。外壁用の「超低汚染リファイン1000MF-IR」は水性、屋根用の「シャネツテックⅡF-JY」は溶剤の塗料です(同製品ページ)。水性はにおいが少なく、住宅地や入居者のいる建物でも使いやすい一方、溶剤の塗料は屋根などの素材への密着を重視して選ばれます。水性塗料の特徴は水性と溶剤の塗料の違いで紹介しています。
フッ素塗料の4つのメリット
- 耐候性が高く、塗膜が長持ちする
- 色あせや光沢の低下が起こりにくい
- 塗り替えの回数が減り、長い目で見た費用(ライフサイクルコスト)を抑えやすい
- 製品によっては、低汚染性や遮熱性を兼ね備えている
例えば「超低汚染リファイン1000MF-IR」は、紫外線で劣化しやすい結合箇所が少ないフッ素樹脂に、劣化に強い無機成分を固着させることで耐候性を高めた外壁用の塗料で、低汚染性や遮熱性、防カビ・防藻性も備えているとされています(アステックペイント)。
フッ素塗料の耐用年数とメンテナンス
塗料メーカーが示す期待耐用年数は、次のとおりです。実際の年数は、日当たりや雨の当たり方、下地の状態、施工の丁寧さによって変わります。
| 塗料(アステックペイント) | 種類 | 期待耐用年数 |
|---|---|---|
| シリコンREVO1000 | 外壁用シリコン | 13〜16年 |
| 超低汚染リファイン1000Si-IR | 外壁用シリコン(低汚染) | 15〜18年 |
| 超低汚染リファイン1000MF-IR | 外壁用無機フッ素 | 20〜24年 |
| シャネツテックⅡSi-JY | 屋根用シリコン(遮熱) | 13〜16年 |
| シャネツテックⅡF-JY | 屋根用フッ素(遮熱) | 16〜20年 |
フッ素塗料で塗り替えたあとも、年に1回程度は外壁や屋根を点検しましょう。外壁材メーカーのケイミューは、日常点検の目安を1回/年程度としています(ケイミュー)。塗膜が長持ちしても、シーリングのひび割れや、コケ・カビの発生などは起こりえます。
熊本の気候とフッ素塗料
熊本市は、気象庁の平年値(1991〜2020年)で年間降水量が2,007.0mm、年間の日照時間が1,996.1時間です(気象庁「平年値(熊本)」)。雨と日差しの両方が多い地域では、屋根や南・西向きの外壁ほど塗膜の劣化が早く進みます。紫外線を強く受ける屋根や、日当たりのよい面に耐候性の高い塗料を選ぶのは、気候に合った考え方のひとつです。
屋根用フッ素塗料と遮熱性
屋根用のフッ素塗料には、遮熱性を備えた製品もあります。例えば「スーパーシャネツサーモF」は、チタン複合特殊無機顔料による高い日射反射率で屋内の温度上昇を抑える屋根用フッ素塗料で、JIS K 5675(屋根用高日射反射率塗料)の試験項目に合格したとされています(アステックペイント)。一方で、低汚染性と防カビ・防藻性の欄は「-」となっており、苔や藻を防ぐ機能をうたう製品ではありません。
耐用年数を縮めてしまう要因
- 下地のひび割れや、傷んだシーリングを補修せずに塗った
- 高圧洗浄のあと、十分に乾かさずに塗った
- 決められた塗布量より薄く塗った、塗る回数を減らした
- 塗り重ねの間隔を守らなかった
- 日当たりや雨の当たり方が特に厳しい面だった
メーカーの期待耐用年数は、仕様どおりに施工した場合の目安です。フッ素塗料の性能を生かすには、塗料そのものだけでなく、下地処理と施工の品質が欠かせません。
フッ素とシリコン・無機の違い
塗料を選ぶときは、1回の工事の費用だけでなく、塗り替えまでの期間も含めたコストで比較することが大切です。例えば、築15年前後で2回目の塗り替えを迎える家なら、次の塗り替えまでに何年空けたいかを考えると、選択しやすくなります。
| 比べる点 | シリコン塗料 | フッ素塗料 | 無機塗料(無機配合) |
|---|---|---|---|
| 耐候性 | 標準的 | 高い | 高い |
| 費用 | 抑えやすい | 高め | 高め |
| 向いている人 | 費用と耐久性のバランスを重視 | 塗り替えの回数を減らしたい | 汚れにくさや耐久性を最重視 |
塗料のグレードごとの違いは外壁塗料のランク、低汚染塗料の特徴は超低汚染リファインとは?で紹介しています。当社の料金ページでは、無機とフッ素を「無機・フッ素」プランとして同じ価格帯で掲載しています。
長い目で見た費用の考え方
塗り替えのたびに、足場の設置や高圧洗浄、養生などの費用がかかります。耐用年数の長い塗料を選んで塗り替えの回数を減らせれば、1回あたりの費用は高くても、長い目で見た総額を抑えられる場合があります。反対に、10年程度で住み替えや建て替えを考えている場合は、フッ素塗料の長持ちする性能を生かしきれないこともあります。
30年で考えた塗り替え回数の例
メーカーが示す期待耐用年数をもとに、30年間で何回塗り替えが必要になるかを単純に計算すると、次のようになります。実際の年数は建物の条件で変わるため、あくまで考え方の目安です。
| 塗料(外壁用の例) | 期待耐用年数 | 30年間の塗り替え回数の目安 |
|---|---|---|
| シリコンREVO1000 | 13〜16年 | 約2回 |
| 超低汚染リファイン1000Si-IR | 15〜18年 | 約2回 |
| 超低汚染リファイン1000MF-IR | 20〜24年 | 約1〜2回 |
塗り替えのたびに足場の設置などの費用がかかるため、回数を1回減らせれば、そのぶんの足場代や工事の手間を省けます。1回あたりの金額だけでなく、今後住み続ける年数と、塗り替えの回数をあわせて比べるのがおすすめです。
屋根と外壁で、塗料のグレードを組み合わせる例
| 組み合わせ | 考え方 |
|---|---|
| 屋根:フッ素/外壁:シリコン | 紫外線を強く受ける屋根だけ耐候性を高め、費用を抑える |
| 屋根・外壁ともにフッ素(無機配合) | 塗り替えの回数を減らし、次の工事の時期をそろえやすい |
| 屋根・外壁ともにシリコン | 初期費用を抑え、10年前後での塗り替えを計画する |
どの組み合わせが合うかは、屋根と外壁の傷み具合、今後住み続ける年数、予算によって変わります。塗り替えの時期がずれると足場を組む回数が増えるため、屋根と外壁の劣化の進み方も考えてご提案します。
フッ素塗料が向く家・向かない家
| 向いている家 | 慎重に検討したい家 |
|---|---|
| 長く住み続ける予定の家 | 近いうちに住み替えや建て替えを考えている家 |
| 塗り替えの回数を減らしたい家 | 初期費用をできるだけ抑えたい家 |
| 紫外線を強く受ける屋根や、日当たりのよい外壁 | ひび割れが多い下地で、補修を優先したい家 |
| 3階建てなど足場代が高くなりやすい建物 | 艶消しや、特定の色にこだわりたい家 |
迷ったときは、「今後この家に何年住むか」「次の塗り替えまでに、どのくらいの期間を空けたいか」「予算の上限はいくらか」の3つを整理してみましょう。長く住む予定で、塗り替えの回数を減らしたいならフッ素や無機、10年前後で住み替えの予定があるならシリコン、というように、住まいの計画から逆算すると選びやすくなります。
フッ素塗料を選ぶときのポイント
- 塗料の製品名と、メーカーが示す期待耐用年数を確認する
- 選べる色と艶を、色見本で確認する
- 下地の補修やシーリングの材料もあわせて確認する
- 見積書に、塗る回数と下塗り材の製品名が書かれているか確認する
- 保証の内容と期間を確認する
見積書で確かめたい塗布量と塗り重ねの間隔
塗料には、1㎡あたりに塗る量(塗布量)と、塗り重ねるまでの間隔が決められています。例えば「超低汚染リファイン1000MF-IR」は塗布量0.30〜0.40kg/㎡、工程内の塗り重ね間隔は4時間以上5日以内、「シャネツテックⅡF-JY」は塗布量0.26〜0.32kg/㎡、工程内は3時間以上72時間以内とされています(アステックペイント「超低汚染リファイン1000MF-IR」、同「シャネツテックⅡF-JY」)。高価な塗料でも、決められた量を塗らなかったり、乾燥の時間を守らなかったりすると、本来の性能は発揮されません。見積書では、塗料の製品名と塗る回数を確認し、工程ごとの写真で確かめられるかも聞いておきましょう。
見積書では、塗装する面積と、塗料ごとの単価が書かれているかも確認しましょう。面積や単価の根拠が分かると、金額の比較がしやすくなり、安心して依頼できます。フッ素塗料の性能を生かすには、下地処理と施工の技術も欠かせません。
複数の業者から見積もりを取る場合は、塗料のグレードをそろえて比べることが大切です。一方がシリコン、もう一方がフッ素の見積もりでは、金額だけを比べても判断できません。同じグレードの製品名で比べるか、グレードごとの金額を出してもらうと、違いが分かりやすくなります。
「フッ素なので一生塗り替え不要」などと、根拠のない説明で契約をせまる業者には注意しましょう(国民生活センター)。費用の内訳は熊本の外壁塗装の費用相場、屋根の塗り替えは熊本の屋根塗装、屋根の暑さ対策は遮熱塗料の効果とは?で解説しています。
フッ素塗料に関するよくある質問
Q. フッ素塗料は、本当に高いのですか?
1回の工事の費用はシリコン塗料より高くなります。当社の料金ページの目安では、外壁塗装(30坪)でラジカルシリコン58万円〜に対し、無機・フッ素は82万円〜です(足場代別途)。ただし、塗り替えの回数が減れば、長い目で見た費用は抑えられる場合があります。
Q. 屋根だけフッ素塗料にするのはありですか?
屋根は外壁より紫外線を強く受けるため、屋根だけ耐候性の高い塗料にする方法もあります。ただし、外壁と屋根で塗り替えの時期がずれると、足場を組む回数が増えることがあります。外壁と屋根の塗料の組み合わせは、塗り替えの時期をそろえる視点で選びましょう。
Q. フッ素と無機では、どちらがおすすめですか?
どちらも耐候性の高いグレードで、製品によって性能はさまざまです。汚れにくさ、艶、色、費用などの希望をお聞きしたうえで、候補の製品を比べてご提案します。
Q. フッ素塗料で、艶消しの仕上がりにできますか?
製品によって選べる艶が異なります。外壁用の超低汚染リファイン1000MF-IRは艶有と3分艶から選べますが、屋根用のフッ素塗料は艶有のみの製品もあります。落ち着いた仕上がりにしたい場合は、候補の製品の艶の設定を確認しましょう。
Q. 雨樋や破風などの付帯部も、フッ素塗料にしたほうがいいですか?
外壁や屋根をフッ素塗料にする場合、付帯部の塗膜が先に傷むと、付帯部だけのために足場が必要になることがあります。外壁と付帯部の塗り替えの時期をそろえる視点で、付帯部の塗料も選びましょう。付帯部の塗装については破風板の塗装でも解説しています。
Q. フッ素塗料は、においが強いですか?
においの強さは、フッ素かどうかよりも、水性か溶剤(弱溶剤)かで変わります。水性の製品はにおいが少なく、溶剤の製品は塗装中ににおいが出ます。においが気になる場合は、工事の前にご相談ください。
Q. フッ素塗料で塗ったら、次は何年後に塗り替えればいいですか?
メーカーの期待耐用年数は目安で、実際の年数は日当たりや雨の当たり方で変わります。年数だけで判断せず、年に1回程度の点検で、色あせ・チョーキング・シーリングのひび割れなどのサインを確認して、塗り替えの時期を決めましょう。
Q. 保証はありますか?
保証の内容や期間は、塗料や工事の内容、業者によって異なります。見積もりの段階で、何が保証の対象になるのかを書面で確認しておきましょう。
Q. どんな塗料を使ったか、後から確認できますか?
はい。完了後に、工事の写真と使用した塗材をまとめた報告書をお渡しします。次の塗り替えのときに、下塗り材を選ぶ手がかりにもなります。報告書は、住まいのメンテナンスの記録として、大切に保管しておくことをおすすめします。売却や相続のときにも、どのような手入れをしてきたかを伝える資料になります。
あわせて読みたい:無機塗料の単価と費用は/塗料の重ね塗りの相性
まとめ|フッ素は費用と耐久性で選ぶ
- フッ素塗料は耐候性が高く、塗り替えの回数を減らしやすい上位グレードの塗料
- デメリットは、初期費用の高さ、艶や色の選択肢、次の塗り替えでの下塗り材選びなど
- 屋根用フッ素(アステック)の期待耐用年数は16〜20年、外壁用無機フッ素は20〜24年
- 長く住む家や、足場代がかかりやすい建物に向いている
- 当社の目安は外壁30坪で無機・フッ素82万円〜、屋根30坪でフッ素21万円〜(足場代別途)
当社では、劣化診断士が外壁・屋根の状態を確認し、傷み具合や今後の住まいの計画をお聞きしたうえで、フッ素・無機・シリコンなど複数の塗料を比べてご提案します。色は色見本やカラーシミュレーション、試し塗りで確かめていただけます。
株式会社佐藤塗装は、熊本市北区に本社を置き、2023年3月には熊本市南区城南町にも営業所を開設した塗装会社です。アステックペイントの加盟店として、フッ素・無機・シリコンなどの塗料を、ご予算や住まいの計画に合わせてご提案します。無料の現地調査・お見積りのご相談はこちら

